たまに長文（作品を手放すことについて）

お人形作って売る、ということを始めてたしか19年くらいになりますか。

ペースはゆっくりですがたくさんの子達を送り出してきました。

その分、手放された子もたくさんいることと思います。

時々、手放すことをご連絡くださる方もいらっしゃいます。

ヤフオクやメルカリに出されてますよと連絡いただくこともあります。

で、

いつかはちゃんと作者としてお気持ち表明しておかなきゃと思ってはいたのですが

またちょっとありましたので重い腰を上げてそろそろやっておきます。

これは私個人の考え方です。他の作家さんには当てはめないでくださいね。

基本的に私は、お迎えいただいた子を手放すこともメルカリなどに出すことも全然構わないと思っています。

次の方にお迎えいただいて幸せになっている子をたくさん知っているからです。

ただ、お値段は当時の販売価格より高くするのはおすすめできません。まず売れません。

転売の旨味のあるような知名度も人気も無い作家で逆に申し訳ない気分になります。

それから、

手放す方を責めないで欲しいです。

人間色んな事情がありますし

心が変わることを責めることは出来ません。

作家さんが悲しむ、とか思わないでください。

昔まだ純粋だった頃はショックとかありましたが今は図太い通り越して腹黒いので大丈夫です。

箱に仕舞われて忘れられてしまう方がウェット寄りの私には残念です。

メルカリとかに出ていて悲しい気持ちになってくださる方、ありがとうございます。

そのお気持ちを忘れることなく私はこれからもどんどんまた新しい子を生みますので

そこを楽しみにしていてください。

とにかく、個人間のやり取りでお金や大事なお人形が絡むことでありますからくれぐれもトラブルのないように

気持ちよくうちの子達を手から手へ受け継いでいただけましたら幸いです。

お人形界隈の独特な感情が含まれているのでわかる人にはわかるし、わからない人にはわからない話だと思いますが

そういう世界で生きています。

8/26 追記

こういったこともありますが、そうすると長くうちの子達を愛でてくださっている方々のありがたさもまた浮き彫りになりますね。

おかげさまで私は今日も元気です。

2022/3 追記

作品を手放す際はこちらへのお声がけは要りませんのでご自由にお願いいたします。

お心遣いありがとうございます。